シロアリ駆除の必要性
通常シロアリは土の中にいますが、それが家の柱を登って基礎に侵入してきます。
そして自然と基礎の木を食い散らかして被害を出すようになります。
シロアリの被害は見えない間に進行することも多いので、素人では外から見ても解らないことが多いです。
たとえ基礎などを住民が点検しても、蟻道などは見逃すことも多く、シロアリがいても解らないことが多いです。
そこでシロアリ業者の点検が必要となりますが、実際に被害が出ていなくても工事が必要などと騙す悪質業者もいますので、気をつけなければいけません。
悪質業者の手口
通常はシロアリ駆除の点検をしませんかと訪問しても、点検を受けようとする人は少ないので、これは効率が悪いです。
そこで業者では、まずは配水管などの格安清掃をしませんかともちかけるのです。
このような清掃ならやってもらおうかなと思う方もそれなりにいるのです。
しかしここで気をつけないといけないのは、一度家に業者を入れてしまっては大変です。
配水管の清掃をするついでに、家の基礎などを見て、たとえ工事が必要なくても、シロアリ駆除工事や耐震工事が必要だと、必要以上に住民の不安を煽るのです。
さらには、工事をさせるために、今契約すれば割引きになったり、すぐ工事しないと家が危ないなどと言って工事契約をさせます。
ここまでくると家の設備のことはわからない住民は騙されて契約してしまうことも多いのです。
そして、ここも悪徳業者の特徴なのですが、見積書でも契約書でも明細には工事一式と書いており、明確な金額を書かないようにしています。
またクーリングオフの説明もしないようにします。
これによって、工事した後に莫大な金額を請求されてしまうこととなります。
クーリングオフ
もしもこのような業者に騙されてしまって、契約をしてしまった場合は、ただちにクーリングオフをすることです。
クーリングオフは、契約を解除できる制度であり、契約から8日間以内なら契約解除できます。
その間に書面で配達記録郵便で業者宛に解約の旨を伝えましょう。
もしもクーリングオフの期間を過ぎたとしても、契約書にクーリングオフの記載がない、業者がクーリングオフの説明をしていないとなると、期日を過ぎてもクーリングオフ可能です。
またクーリングオフを受け付けないような業者なら、消費者生活センターや弁護士に相談すると良いです。
クーリングオフに強い弁護士や法テラスで相談するという手もあります。
悪徳業者に騙されないようにするために重要なのは、配管清掃などと言って入ってきた業者でも、シロアリ駆除工事などが必要といった場合でも、きっぱりと断ることが大切です。
シロアリ駆除が必要なら、自分で業者を探して信頼できるところに依頼しましょう。
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