入居者募集の条件
入居者を募集する前には、家賃などの条件をしっかりと決めてから募集するようにします。
まず家賃はその地域の物件の相場ぐらいの値段を設定するようにしましょう。
いくら新築のマンションやアパートでも、あまり高すぎる家賃では入居者が集まりません。
また家賃と同時に管理費をどうするかも重要です。
マンションやアパートなど、物件や庭を管理する必要があるなら管理費は必要でしょうし、あまりメンテナンスが必要ない物件なら管理費はいらないでしょう。
さらにお金の問題として、敷金や礼金があります。
最近では礼金は設定せずに敷金のみを徴収するようなところも多く、あまりこれも高すぎると入居者は集まりません。
保険や連帯保証人のことも決めなければいけません。
火災保険や地震保険は、たいていの物件では加入必須としており、加入してもらった方が、いざというときは安心です。
連帯保証人も必要とする物件が多く、連帯保証人を必須にした方が見物とのはっきりした人を入居者として募集できます。
さらに必要なことは更新料についてです。
多くの物件では2年ごとに更新料として1ヶ月分徴収しますが、これは法律で決められた費用ではなく、暗黙の了解として徴収しています。
そのために、大家さんによっては更新料を取らないところや、不動産会社運営の賃貸物件では更新料無しとしているところもあります。
入居者が家賃以外に必要となる場合もあるお金が、保険料と敷金と礼金と更新料です。
保険料は必須としても良いでしょうが、物件によっては敷金礼金無しや更新料無しとして、それを目玉として入居者を募集するところもあります。
これも入居者の募集具合とあわせて考えると良いでしょう。
条件をきめるときは、ペットを飼えるのか、楽器などを弾いて良いのか、駐車場や駐輪場は有料にするのか、なども決めなければいけません。
マンションなどでは駐車場料金を徴収するところも多いです。
季節的な要因
入居者が多いか少ないかは季節的な要因もあります。
一般的には3月から4月にかけてが一番引越しする人が多く、そのために新しい入居者も多くなります。
賃貸物件の入居者を募集するなら、この時期が一番集めやすいです。
そして次に9月から10月も遅い入学期や決算期で、その影響で新しく引っ越す方もいます。
この時期も比較的入居者が集めやすいです。
逆に4月以降から9月まで、そして年度末は引越しする人は少なくなります。
この時期だと入居希望者が少ないので、敷金や礼金を少なくしたりして、人が集まりやすく工夫をすると良いでしょう。
家賃にしても、1ヶ月間無料にするなどのフリーレントにして、入居者を募集するという方法もあります。
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